イギリス人園芸家、
ポール・スミザー先生のセミナーを聞きにいきました。
とてもオープンハートで楽しい方で、
ひょうきんなギャグや物まねで笑わせてくれながら、
学ぶべきことはしっかりとわかるように教えてくださいました。
もちろん日本語もとてもお上手!楽しい二時間でした。
ポール先生のお話から、参考になったことを幾つかメモしておきます。
*植物は植える場所に合ったものを選ぶことが一番大切で、それが間違っていたらどんな世話をしてもムリ。植物が枯れる一番の原因は、植えた場所に合ってなかったということ。次が無理なand/or無意味な剪定。*植物は自分にあった環境に適応してより良く生きていくために色々工夫をしている。*日なたが好きな植物葉っぱが灰色、青っぽい色、銀葉などの白っぽい色をしている。これは強い日照を反射させて水分を保持するため。葉からは水分が蒸散するが、過度の蒸散を防ぐため葉の表面が硬かったり、根元近くだけに葉があって、風の当たる上の方には葉がなかったりする。この場合、上部には花のみあって、風による種子の飛散を促進する。また葉が光に当たりすぎないようにするため葉が細かったり、切れ込みが入っていたりする。全体の形は上へ上へと細長く伸びていく。*日陰が好きな植物なるべくたくさんの光を吸収しようとしている。濃い葉色、丸い葉の形。またはシダのように一枚の葉がたくさんの小さな部分から成っていてどの方向からもまんべんなく光が吸収できるようになっている。また、全体の形は丸い形になったり、
くまなく光が当たるよう葉がしだれたり、
すきまなくついたりする。*以上の特徴を押さえておけば、園芸店で苗を選ぶときに苗の特徴をチェックするだけで、どんな場所が好きなのか大体の見当が付く。植物になりきった身振り手振り、
スミザー先生は植物の氣持ちがよくわかってらっしゃるのでしょう。
まるで通訳してもらってるみたい!
さらに、
*いい土にするにはミミズがたくさん居るのはいい土。ミミズが食べるものがたくさんあるということ。やせた土も、粘土質の土も、土壌改善の方法は同じ。腐葉土を5〜6センチの厚さに敷き詰めること。既に植物が植わっている場所を掘り起こすのは根を傷めるので良くないが、上から敷き詰めるだけで大変良いのだそうだ。*堆肥作りでダイエット!(笑)堆肥を混ぜ返すのに体を使うので、肥満解消して健康になるには堆肥を作るといい!という話でした。とても勉強になりました。
さっそく自分の庭をもっとよく見て、
植物たちが居心地よくなるように
手を入れてやろうと思います!
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